「しゅくだい」シリーズ第6巻。 鉄道公園へ一緒に行く約束をしていたのに、しんごは待ち合わせの時間になってもやってこなかった。何かあったのかと心配していたのに、次の日学校で会っても、しんごはあやまってこなかった。ひとこと「ごめん」って言ってほしかったのに……。▼ぼくがとなりの県から引っ越してきて、最初に声をかけてくれたのがしんごだった。それからなかよくなって、おたがいの家にも遊びにいったりした。 しんごとけんかをしたら、しんごのいやな部分を思い出してきた。貸したものはなかなか返してくれないし、約束の時間には遅れるし、なんでも自分中心だし……。しんごと遊ばなくても、最初は平気だったのに、だんんだんつまらなくなってきた。学校でしんごに話かけようと思うんだけど、うまく声がかけられない。どうしたら、なかなおりできるんだろう……。 けんかをした時の気持ちや、なかなおりするために努力する姿を描いた幼年童話。
しんごと鉄道公園へ行く約束をしていたまこと。しかし、しんごは、約束の時間になっても現れませんでした。しんごが「ごめん」と言ってくれさえすればまことは許すつもりでいたけれど、しんごは何も言わず…。仲直りって、どうやってすればいいんだろう?子どもの視点で描かれたこのシリーズは、子ども自身の日常生活にヒントとなることもあると思います。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子7歳、女の子2歳)
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