舞台は幼稚園。おかあさんのうしろに隠れて泣いていたあの子も、今は強い子、優しい子に。今日は卒園式、こんなに大きくなりました。
お絵描き、お砂場、お弁当。 お友だちと過ごす園での生活は、みんな楽しくて忘れない。 けんかもしたけど、すぐ仲直り。 色んなことして遊んだね。
さよならするのは、さみしいけれど。 悲しい時には、みんなで歌ったあの歌を思い出してね。 沢山の元気、勇気、笑顔、ありがとう。
「そして、おめでとう」
入園から卒園までの思い出をつづった詩「そして おめでとう」は、NHK「おかあさんといっしょ」8代目体操のお兄さん(74〜87年)をつとめたセトちゃんこと、瀬戸口清文さんが遺された卒園ソング。言葉の端々から感じるのは、小さな子どもたちの成長を見つめるその優しい眼差し。絵本作家・えがしらみちこさんの素敵な絵によって、愛らしくも華やかな絵本になりました。何よりも、色々な場面で、様々な表情を見せてくれる、子どもたちの姿が魅力的!
誰もが迎える卒園シーズンに。この歌と絵本を一緒に贈って、お祝いしてあげてくださいね。見返しには楽譜と歌詞も掲載されています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
NHK「おかあさんといっしょ」8代目体操のお兄さん(74〜87年)をつとめたセトちゃんこと、瀬戸口清文さんが遺した卒園ソングが絵本になりました。 子どもの成長を願い、入園から卒園までの思い出をつづった詩は、保護者や保育者から子どもたちへ手渡す卒園ギフトにぴったり。 絵本作家・えがしらみちこさんが絵を手掛け、愛情溢れる絵本になっています。楽譜付き。歌いながらページをめくって読むこともできます。
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