いじめが起きても、みんなで解決できるクラスをつくるために
Eテレ「いじめをノックアウト」の出版化。SNSいじめ、いじり、スクールカーストなど、だれもが経験し、悩む可能性があるテーマを扱う。「考える道徳」の授業に活用できる一冊。番組で司会を務める高橋みなみさんからのメッセージやいじめ問題の専門家による解説も収載。
「いじめはなぜ起きるのか」を主題に展開する1巻は、実際の教室で話し合われた「いじめが起きにくいクラスって?」「そのいじり、大丈夫?」「嫌な思いをする人が出ないグループ決めって?」「いじめるつもりはなかったけど……」といった内容を追いながら、被害者・加害者、あるいは傍観者などの立場で諸問題について考えていく。
正直な感想を言うと、読むのが辛い。
その一語に尽きます。
いじめが起きる前の状態の話から、良い流れになっていく・・・という例え話の後で、実際にいじめを受けている子達の体験談が沢山出てきます。
いじめが解決したと思える内容はなく、読むのが本当に辛いです。
でも残念ながら、いじめをするような子はこのような本には手を伸ばさないでしょう。
だからこそ、どうすべきなのかをこういう本を使って学校全体で取り組まなければならないのだと思います。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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