少年時代より、戦の才能にあふれていた武田信玄と、同じ戦国の世に生まれ幼い頃から「義」を重んじた上杉謙信。「甲斐の虎と「越後の龍」としてライバルとなる二人が、今も語り継がれる名勝負・川中島の戦いの舞台に立つ! その勝負の結末とは──!?
■『武田信玄と上杉謙信』監修 山本博文先生のポイント紹介 数多くの戦国大名の中で、ひときわ輝きを放つのが、甲斐(山梨県)の武田信玄と越後(新潟県)の上杉謙信です。信玄は信濃(長野県)に進出し、謙信は信玄に圧迫された戦国大名を援助して信濃の川中島で五度も戦います。このうち特に有名なのが第四次川中島の戦いで、乱戦の中、謙信は単騎で信玄の本陣に突入します。信玄や謙信がなぜ戦ったのかを考えながら、読んでください。
■目次 第1章 武田の跡取り 第2章 景虎の初陣 第3章 晴信の決意 第4章 初めての対決 第5章 第四次川中島の戦い
歴史上のライバル、武田信玄と上杉謙信。
信玄の若き日のことや、勢力争いなどのことも史実に基づいた流れで描かれているので、大人からすると、流れをある程度把握した上で読めるところに読みやすさがありそうです。
子供には迫力ある絵柄で圧倒されそうですが、戦いの流れを学びながらも、内容に引き込まれて、先が気になってしまうのではないでしょうか。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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