10階の窓を開けると、雲一つない青空が広がっていた。 「きれいな空よ」 3羽にも見せてあげようと、私はケージを窓の側へ移動した。 でもガタリとケージが傾いて、1羽が飛び出し、窓の外へ逃げちゃった。 「あー、どうしよう…」 鏡に映った私は、この子たちと同じような目をしていたわ。
――さて、あなたはこのお話にかくされた、恐怖の真実に気づけた?
一見なんでもないお話なのに、意味がわかるとゾッとする、 大人気どんでん返しストーリー集第3巻!
最初は小学6年の息子がこれ読みたいと言ってきました。
その後、普段児童書をあまり読まない小3の息子も
読み始め、ハマっていました。
面白かったようで、
何度か読んで面白さを伝えてくれました。
何でもない話が
よく読んでみると本当はこわいって
案外現実でもありそうですね。
この調子で普段さらーっとしか
読んでいない息子も注意深く
読むようになってくれたら嬉しいです。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子8歳)
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