佐賀大学高大連携プロジェクトの一環で進めている「教師へのとびら」をもとに,未来の教師を育成するための高大接続のしくみについて解説するための図解本。
「教師へのとびら」に基づいた高大接続の仕組みを,PDCA サイクルに沿って,4章にわたり解説している。 第1章「計画する(PLAN)」カリキュラム構想や体制づくりについて。 第2章「実施する(DO)」開会,学修内容,閉会,修了式など,各プログラムの項目を解説。 第3章「振り返る(CHECK)」実施後に様々な視点で振返りを行うこととその意義について。 第4章「改善・進化を図る(ACT)」どのような視点で,改善を図るべきかを考える。
各章10項構成で,それぞれ見開き1ページで完結し,左側に文章,右側で図解というレイアウトになっている。 各章末には,次のステップに向けた関連情報や「マメ知識」をまとめた「とびらのメモ」と,さらに考えや知識を広げていくための「とびらのヒント」コーナーがある。両方共に,個人学習はもちろん,授業やワークショップ等で取り入れる協同学習(ペアやグループ学習)にも適した内容を紹介。
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