本書のテーマは「科学っておもしろい」です。 小学生のみなさんがふだん暮らしている中でふと疑問に思ったことがらの中には,科学が正解を教えてくれる場合がたくさんあります。また,生活を便利にしてくれるスマホや家電,毎日を楽しくしてくれる動画やゲームなどは,どれも科学の力でうまれたものです。このように,科学は私たちの身の回りにあふれています。
本書では,主人公たちがパン作りを通して科学や「なぜ?」に接していきます。 学校の理科の授業が好きな人も,ちょっとニガテな人も,この本を通じて科学のおもしろさを感じ,自分の可能性を広げていってくれればと思います。
大人になると「なぜ?」と疑問に思うことも減ってしまいますが、子供は頭の中が、なぜ?なに?で埋め尽くされています。そんな興味を科学で証明することができたら、どんなにうれしいだろうと思います。
「科学が未来を作る」と言われて、きっとそうなんだろうとは思うのですが、今まで難しいと他人事のように思ってしまっていました。でもこの本を読むと、私たちが生きることに、科学が密接に関わっているということがわかります。パン作りも科学なんですね。
子どもたちには、苦手と思う前に「科学っておもしろい」と思ってほしいなと感じました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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