あおぞらぐみの今日のおやつは、手作りのポップコーン。 お鍋に「あぶらをタラタラ」「とうもろこしをザザーッ」。 ふたをして、火をつけてゆすると……。 鍋の中でコロコロ転がるとうもろこしが、ポン、ポポン。 ポポポポ ポンポン!
わあ、あふれそう! 「ポッポポーーン!」
はじけてできたポップコーン。 子どもたちは「すごいぞ」「いっぱいふえた」と歓声。 「いただきまーす!」と食べながら、「みて! うさぎみたい」「これ たこみたい」。 たしかによーく見ると、それぞれ違う形をしているんですよね。 いろんなはじけ方をしたポップコーン。 “何に見えるかな?”の見開きページをうちの5歳の息子は大好きで、全部の形を考えたがりました。
さて、お皿の底に残ったのは、茶色い固いところがくっついたさらに変な形のもの。 あおぞらぐみのみんなはピンときます。 「これ ポッポポーンのたねだ」 「うえてみようよ」「そうしよう」 さてさて、植えたたねはどうなったかな……!?
第9回MOE創作絵本グランプリ受賞作であり、たまむらさちこさんのデビュー作。 「ポッポポーン」の言葉から、遊び心たっぷりに広がるおはなしは爽快です。 食べもの絵本におさまらない、明るく突き抜けたファンタジー。 むくむくふくらむ制御不能なポップコーンみたいに、子どもの想像力にのって「ポッポポーン」を楽しんでくださいね!
(大和田佳世 絵本ナビライター)
子どもたちのおやつの、手づくりポップコーン。 お皿に残った「たね」を植えてみたら、あれよあれよと大きくなって……!? ファンタジックで自由な発想が高く評価された、第9回MOE創作絵本グランプリ受賞作が、待望の絵本になりました! 2021年9月刊
息子が3歳になる前に読んだ絵本です^^
絵がとってもかわいく、ポッポポーン?なんだろう?と思って読んでみました。
小さな種から膨らむポップコーン。
たしかにポップコーンの形って様々だよなぁ〜と読んでいて思いました。
火にかけるとポンポンとはじくポップコーンってきっと子供には不思議で楽しい光景ですよね♪
そしてはぜなかったホップコーン・・・どうなるの?!
と読んでいたこちらもワクワクするような話でした。
今度子供とポップコーンを作ってみたいと思います☆ (まな20さんさん 20代・ママ 男の子3歳)
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