子どものためのやさしく楽しいワークブック 過去25年間に子どもとティーンエイジャーのうつ病と不安の割合が非常に増えており、こうしたメンタルヘルスの問題のほぼ半数は、14歳までに確立されてしまうと言われている。 〈おたすけモンスター〉シリーズは、まさにそのメンタルヘルスの問題が確立されてしまう7歳から11歳(主として小学生)の子どもたちを対象に認知行動療法をベースにして書かれた、子どものためのやさしく楽しいワークブックシリーズ。
各巻に、子どもたちと同い年くらいのかわいいモンスターが登場し、ともに悩んだり、子どもたちに問いかけたり、ワークを一緒にやろうと呼びかけたりして、子どもを励ましつつガイドしてくれる。モンスターと一緒に親子で楽しみながらできるワークブックとも言える。
『心配ないよ、だいじょうぶ』は、特にこわがりで不安が強く、外に出て遊んだり友だちと一緒に過ごしたりすることのできない子ども向けに書かれている。どうしてそんなに不安になるのか、不安ってそもそも何なのか、どうしたら乗り越えられるのかを、おたすけモンスターと一緒に親子でワークをしながら一つひとつ考えていく。親子で話す機会も増え、自分一人ではないという安心感を子どもに与えることができるよう工夫されている。
子供の鬱など心の病気も耳にする現代において、こういう本はとても重要だあなぁと思いました。
安心感ってやっぱり大事ですね。
こういう本がもっとたくさんの人に目につくといいなぁと思いました。
大事な時期を逃さずにケアすることが未来に繋がると思うので。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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