たくましい妄想力でついに宇宙へ! 『アブナイこうえん』 【NEXTプラチナブック】
「さあ、しゅっぱつだ!」
地球に迫りくる巨大隕石バナスを破壊するために、ロケットに乗りこみ宇宙ステーションへ向かったのは、「ほうかごスペシャル探検隊」。そう、第1弾ではジャングル奥深く、第2弾では熱帯の王国へと探検を繰り広げてきたあの5人組が、また新たなモウソウの世界へと出発したのです。
今度の舞台は宇宙、これはスケールの大きさを期待せずにはいられません。5人はイテンウ・ブリッジをわたって、宇宙基地イダリー・ベースに移動。さらに、ぎんがスクーターに乗って宇宙の真ん中へ! 目の前に現れたのは……。
彼らはいったい、どこでこの探検を繰り広げているのでしょう。その単語ひとつひとつをよく読んでみれば見えてくる!? 途中でドッチラケ星人に邪魔されそうになりながらも、集中力をきらすことなく、5人は使命を果たすことができたのでしょうか。最後の満足げな彼らの姿を見ながら、答え合わせも楽しんでくださいね。
山本孝さん渾身の作品「アブナイ絵本」シリーズの最新作。細部までこだわりぬかれたロケットや宇宙ステーションの描写は見応えたっぷり。壮大でカッコいいのに、どこか懐かしく。丁寧に描かれた銀河の世界も、吸い込まれそうになりながら、やっぱり愛嬌があったりして。何回読んでも飽きることはなさそうです。もちろん、読むときは大きな声を出して、臨場感を出すことも忘れずにね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「われわれは惑星バナスへと飛び立つ!」いつもの5人組は、地球を救うためロケットに乗りこみ宇宙ステーションへ。ほうかごスペシャル探検隊のモウソウはついに宇宙に。そして惑星ナバスで待ち受けていたものとは!? 山本孝、渾身の妄想絵本!
子供たちの想像力で作り上げられた世界です。私もごっこ遊びなどが好きだったので気持ちが分かるなーと思いながら読んでいました。6歳娘は最後に公園の普通の風景の中から、これがあれでしょ、うんていがあれでしょ、と想像のものがどれからうまれたか確認していました。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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