小学六年生の理夢は、認知症のおばあちゃんの介護をしている。 お父さんは仕事で家をあけてばかりで、お母さんはおばあちゃんと仲が悪くて家出したのだ。 いま大きな問題となっている「ヤングケアラー」を、当事者の子どもの視点から描く問題作。
私は現在、ケアマネジャーをさせて頂いています。だからこの本はとても関心がありました。これはヤングケアラーについて、しっかり教えてくれます。私は全国の介護相談の回答者をさせて頂いていますが、この本はヤングケアラーについて、様々な問題を投げかけてきます。これはひじょうに奥深い問題であり、しっかり理解して、考えることが何よりも大切です。素晴らしい本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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