くすのきだんちは野原がさしたパラソルのように大きな木陰をつくっています。 たくさんの動物たちが涼を求めてやってきました。
6階の“くるみてい”りすのコックさんは玄関の前にかき氷やさんをひらきました。 さるの大工さんは大きなシートを広げてくれました。 みんな気持ちよくお昼寝をしていると、いつのまにかシャツがなくなって大騒ぎ! 旅の途中のあらいぐまさんが親切に小川で洗濯してくれていたのです。
シリーズ第11弾のお話です。くすのきだんちの住人のほかにもたくさんの動物が登場します。
「くすのきだんち」のシリーズは、子どもたちが小さい頃から大好きです。どのお話も、優しく世話好きな仲間たちが活躍するので、読んでいてとても温かな気持ちになります。
こちらは夏のお話。くすのきだんちの木陰に動物たちが涼を求めてやってきます。
みんな気持ちよくお昼寝をしていると、いつの間にかシャツがなくなっていて……。
爽やかで清々しいおはなしだったので、読んでいてとても気持ちよかったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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