本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。王様は二人の男を城に呼び、言いました。 「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。 お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。 そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」
旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、王様のために夜ごと語り出した―。
お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケによる、抱腹絶倒・感涙必至の本の旅!
王様が二人の男に世界中を旅するように・・・
一年後戻ってきた二人・・・・
王様はもう立ち上がれないほど弱っていました
そこから 面白いお話が展開するのです
さすが 又吉さんですね
ここからは 楽しみながら お話を読んでね
笑えますよ!!
第13夜まであります
その本はまだ生まれていませんと 書かれていて さすが又吉さんらしい
そして ラストのエピローグです
二人の男から 王様はお話を聞きました 王様は満足しました
王様は「やはり 本は面白い 二人が集めてきた本の話を一冊のほんに まとめよ」
そういい残して 亡くなりました
エピローグのラストがおもしろいので 最後まで笑えました
皆さんへおすすめです! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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