“カワイイもの好きな大人たち”の圧倒的な支持を得ているまえをけいこ。彼女の絵本「ウィンターバニラ」をパリ市内の小児科病院の本棚で手にした女医のシルバーナ・ベッティオルが、子供達のために書いていた、自分の母をモデルにしたお話にびったりの絵だ!と絶賛。海外からの熱いラブコールで女医と作家、夢のコラボレート作品が生まれた。センチメンタルで静謐なことばたち。情景を切り取る、柔らかな水彩。草木のあまい香りや、夏の夜のなま暖かい風、涼やかな鳥の声が、手の中から発してくるような、特別な感覚が私たちをノスタルジーの世界へ誘う。
H236×W250mm/46ページ/日・英バイリンガル/上製本・箔押し仕様
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