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みるみる干あがっていく水たまりで魚を見つけた日、とうさんとかあさんは、自分たちの国に帰るため、わたしを連れて国境を歩いて越えることに決めた。この国では、必ず戦争がどこかで行われていたけれど、その戦争がわたしたちの村にも迫ってきたのだ。ガイドとロバ、とうさんとかあさん、そしてわたしと魚の長い旅がはじまった。 ちょっぴり不思議であたたかな家族の絆の物語。
ふと読み始めた本でしたが、
どうなるのか気になってやめられなくなりました。
すごくどきどきしました。
危ない地域から逃れるため、
国境をこえなければならなくなった一家と、
それを手伝うガイドとそのロバ。
ロバの描写がとてもとてもかわいく、
ロバが危険にさらされるとドキドキ!
一気に読める作品です。
高学年くらいになったら
このくらい力のある作品を読んで欲しいなと思いました。 (はっしゅぱぴーさん 30代・ママ 女の子3歳)
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