なぜかオレにはツキがない、と思うすべての子どもとおとなに捧げるいじめられっ子・スタンリーの大逆転劇。 ニューベリー賞・全米図書賞ほか多数受賞。おなかのそこから元気がわいてくる冒険文学!
「まずい時にまずいところに」いたために、代々イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。 われらが太っちょスタンリーもまたしかり。無実の罪で、砂漠の真ん中の矯正施設にぶちこまれ、 残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も、焼ける大地に<穴>を掘る。 けれどもついに、決死の脱出。どこかにあるかもしれない<約束の地>をめざして、スタンリーは、 黒人少年ゼロとゆく。 五代にわたる不運をみごと大逆転する少年たちの、友情とプライドをかけた冒険物語!
てっきり子供用の絵本だと思っていたら
結構分厚い小説でした。
ですが大人でも、とても楽しい小説です。
時代や、場所が行ったり来たりするし、
人種問題なども含まれることを考えると、奥が深いと思います。
ストーリーは、ついていない男の子スタンリーが、
最後の逆転、幸運をつかむ、爽快なストーリーですが、
小学校高学年の娘に、と、思ったけどちょっとまだ難しいかな?
中学生以上にお勧めです。 (リトルチャロさん 40代・ママ 女の子10歳)
|