ふつうの学校が挑んだ授業改革 本書の概要 授業が変わると子どもが変わり、学校が変わった。 子どもたちが「算数の学校」と言うほどの変革。7年間の公立小学校のその挑戦をひも解く。 成功する行内研究―その鍵となるのは何か。 それは学び合う教師集団だった。 本書からわかること すぐやる・必ずやる・できるまでやる」 ・「すぐやる」 校内研修で講師から提案を受けても、それを「学校ぐるみ」で取り組んでいる学校はそう多くはないのが現実。しかし、第2向陽小学校はちがう。学んだ成果を「すぐやる」からこそ学校が変わる。 「必ずやる」 講師の授業の「技」を自分たちの授業に積極的に取り組む。しかもどの教師も共通して取り入れる。学んだことは全員が「必ずやる」。 「できるまでやる」 提案を受けたものでなくとも、公開授業で講師の授業を分析し、技を取り入れる。その上で教師全員に共有する。そして実際の授業で何度も何度も試す。まさに「できるまでやる」そのものである。
算数日本一の学校をつくり上げたシステムはなにか? このような成功する行内研究の秘密を紹介。その鍵となるのは「学び合う教師集団」。学年団で校内研究をするだけではなく、「縦割り」と「メンター制」を導入。助け合い、学び合うための関係性の構築が強み。
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