ある朝ローマのはずれ、トゥルッロの空に謎の巨大な物体がやってきた。 日食か、火星人の襲撃か。パオロとリタの兄妹は、早速正体を調べに向かう。 そのとき、大人たちは…。国際アンデルセン賞作家ロダーリの傑作。
原爆を開発した学者のおじいさんが、実験前にある人物のしたちょっとしたミスで、爆弾が大きなケーキになってしまいます。それを火星人のUFOか何かと勘違いした世間は、ケーキから飛び出たらしいチョコを食べた姉弟を火星人のスパイとして糾弾します。
結末が気になってどきどき読みました。
子供向けですが意外にむずかしめなので、小学生向けらしい童話ですが、中学生くらいにならないと理解は難しいかもしれません。原爆というのも、悲惨さを知っている年齢のほうがよく理解できるかもしれませんね。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子4歳)
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