「くまくんの うしろに いるの だーれだ?」 ページをめくるとくまくんがいなくなって、「ばあ!」と、しかさんが登場します。 「しかさんの うしろに いるの だーれだ?」 良く見ると、お耳や体の一部がはみ出していて、だれがいるのか当てっこできます。
読むだけではありません。お花に息を吹きかけたり本を傾けたりすると隠れていたもの出てきて、本当にかくれんぼ遊びをしている気分が味わえます。子育て中の新井洋行さんだからこその、子どもたちの遊びのツボを押さえた作りがおもしろい本作。親子でたっぷりと楽しんでくださいね。
(中村康子 子どもの本コーディネーター)
くまさんの後ろに、かくれているのはしかさんでした! しかさんの後ろに、かくれているのはな〜んだ? 動物やおもちゃなど、子どもになじみ深いものがたくさん登場。 かくれているものを探すために、息を吹いたり、本を傾けたり……読むだけじゃない楽しみも! 子どもと一緒にあてっこ遊びが楽しい絵本。 2023年4月刊
新井洋行さんの絵本は、どれも可愛くて楽しいので、見つけるたびうれしくなって手にとります。
こちらは「うしろにいるのだーれ」と、どうぶつの後ろに隠れているどうぶつを当てっこしながら読み進めることのできる作品。
くまの後ろにしかが、しかの後ろにうさぎが……。マトリョーシカみたいで、なんだかワクワク!ヒントもあるので、イラストをよく見るのがコツです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子13歳)
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