●子どもの理解を深めるには 保育者の仕事の核となる子ども理解には、 「いま目の前にいる子どもの姿をどう捉え、理解し、健やかな成長を援助できるか」 という「アセスメント」が欠かせません。 本書では、テレビでもおなじみの汐見稔幸先生と一緒に、 マンガやイラスト、写真から保育におけるアセスメント手法を 具体的にわかりやすく理解することができます。
●他園の実践から具体的に学べる 第2部では、注目の5つの園の アセスメントに基づいた保育実践を掲載しています。 子どもの姿をエピソードで共有する、 子どもの「つぶやき」から保育を開始する、 観察の基準を作り保育者の視点を統一するなど、 各園の実践を通して、自らの保育を振り返り、 保育の質を高めることができます。
【主な目次】 第1部 アセスメントを理解する その1 「アセスメント」ってなんですか? 「アセスメント」ってなんでしょう その2 「子ども理解」って何? 「子ども理解」にまつわる誤解 理解を「アンダースタンド」という理由 子ども理解と「共感」 その3 「保育の質」ってどういうこと? 保育の質を高めるために保育所もアセンスメントを 保育の質をどんなふうに高めるの? その4 さあ、アセスメントしましょう アセスメントってどうすればいいの? アセスメントの大まかな手順は? アセスメントの手順@ アセスメントの手順A その5 アセスメントの大前提:観察する力 観察と記録のレッスン@ 観察と記録のレッスンA 観察と記録のレッスンB
第2部 うちの園ではこうやってます! 保育アセスメント レポート1 東京家政ナースリールーム レポート2 RISSHO KID’Sきらり コラム 世界の保育を見てみよう テ・ファリキ(ニュージーランド) レポート3 みかり会 コラム 世界の保育を見てみよう レッジョ・エミリア・アプローチ(イタリア) レポート4 うらら保育園 レポート5 カミヤト凸凹保育園
ぼくが夢見る未来 ぼくが保育園を作るなら……
【著者情報】 著=汐見稔幸(しおみ・としゆき) 東京大学名誉教授。家族・保育デザイン研究所代表理事。全国保育士養成協議会会長。エコカレッジぐうたら村村長。保育と保育周辺の専門家たちとの協働により、保育の本質に迫るセミナーや研修を行っている。NHK『すくすく子育て』の出演でもおなじみ。著書多数。
|