目次より 第T章 総論 第T−1章 子どもの心理臨床の今日的課題 村瀬嘉世子 1節 時代の趨勢 2節 親子関係、家族の変容 3節 技術開発がもたらす光と影 4節 発達の途上にある人々にかかわる心理臨床の特質 5節 親、家族へのアプローチ 6節 子どもの心理臨床のこれから
第T−2章 子どもの心理療法の諸技法とその特徴 東山絋久 1節 発達と症状の変化 2節 症状形成とそのレベル 3節 子どもの心理療法の特徴と諸技法 4節 親に対するアプローチ
第T−3章 子どもの問題における「非社会的」と「反社会的」の今日的様相 安香 宏 1節 「問題」「非社会的」「反社会的」の意味 2節 「問題」「非社会的」「反社会的」の用いられ方 3節 「非社会的」と「反社会的」との重なり合いあるいは相互的移行 4節 非行における「非社会的」特質 5節 最近30年間におけるわが国の非行に見られる「非社会的」特質 6節 結語 第U章 学校におけるメンタルヘルス 第U−1章 学校臨床心理学の諸問題 近藤邦夫 1節 子どもが生活する場の変貌、そして学校の中の臨床 2節 学校の中での子どもの「挫折」 3節 学校の中での子どもの「成長」 4節 教師への支援
第U−2章 教師とスクールカウンセラーとの役割分担 鵜養美昭 1節 日本の学校の現状 2節 学校臨床心理士(SCP)への要請 3節 SCP方式による事例検討会 4節 教師とスクールカウンセラーの専門性と役割
第U−3章 学業不振と学習障害への対応 三浦香苗 1節 学習不適応とは 2節 通常学級での対応の大勢 3節 個人差への対応の実践事例
第U−4章 不登校への対応 田上不二夫 1節 子どもと学校環境の特徴 2節 不登校の心理と援助の考え方 3節 援助の基本的態度 4節 不登校の援助 5節 子どもと学校環境の折り合い 第V章 非行 第V−1章 非行の心理臨床−家族療法的接近 村松 励 1節 現代の非行の特徴について 2節 非行臨床における家族療法的接近 3節 親族システム内の家族 4節 ジェノグラム・インタビュー
第V−2章 非行児童に対する心理治療 蓮見将敏 第V−3章 境界例的心性と非行−社会化不全の発達障害の観点から 遊間義一 第W章 性的逸脱 第W−1章 青少年の性の商品化意識 内山絢子 第W−2章 性非行と心理臨床−親子関係を中心に 藤田祐司 第W−3章 「わかりにくい」性非行とその処遇−精神科医との連携例の考察 藤川洋子
第X章 その他の心理的問題 第X−1章 自閉症児の心理療法 山上雅子 第X−2章 選択性緘黙の心理療法 杉山信作 第X−3章 心身症児の心理療法 牧 真吉 第X−4章 脳性まひ児の心理療法 鶴 光代 第X−5章 子どもの精神病 平田美音
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