中学国語教科書で紹介され、中高大学の入試にも頻出。 読書感想文の課題として選ばれることも多いロングセラー。
人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある! 今の学校教育に欠けている、14、5歳からの「考える」ための教科書。 「言葉」「自分とは何か」「死」「心」「体」「他人」「家族」「社会」 「規則」「理想と現実」「友情と愛情」「恋愛と性」「仕事と生活」 「メディアと書物」「人生」など30のテーマを取り上げる。
■目次より
14歳からの哲学[A]
考える[1] 考える[2] 考える[3] 言葉[1] 言葉[2] 自分とは誰か 死をどう考えるか 体の見方 心はどこにある 他人とは何か
14歳からの哲学[B]
家族 社会 規則 理想と現実 友情と愛情 恋愛と性 仕事と生活 品格と名誉 本物と偽物 メディアと書物
17歳からの哲学
宇宙と科学 歴史と人類 善悪[1] 善悪[2] 自由 宗教 人生の意味[1] 人生の意味[2] 存在の謎[1] 存在の謎[2]
あとがき
■著者紹介
池田晶子(いけだあきこ) 1960年生まれ。慶應大学文学部哲学科卒業。専門用語による「哲学」に ついての論ではなく、哲学するとはどういうことかを日常の言葉を用い て示し、多くの読者を得る。 著書に『14歳からの哲学』『人生のほんとう』『あたりまえなことばか り』『リマーク 1997-2007』(トランスビュー)『暮らしの哲学』(毎 日新聞社)『新・考えるヒント』『オン!―埴谷雄高との形而上対話』 (講談社)『41歳からの哲学』(新潮社)『君自身に還れ』(本願寺出 版社)ほか多数の著作を残し、2007年2月23日死去。
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