「父親なんていらない」。そううそぶいても、心の底で父親を求めていませんか? 「不在の父親」に縛られないために――。精神科医による救済の書。
父親との関係は、社会適応や精神的な安定を左右するといいます。 人生の方向性や社会へのかかわり方に関係するのです。しかし、時代とともに、次第に父親の役割が変化し、かつ少なくなってきています。
父親との葛藤から解放された子どもたちは、母親との密着を強め、精神の安定を得るどころか、次第に人間関係の構築に支障をきたし始め……。
・プライドが高く、つまづくと投げやりに ・強そうに見えても、ストレスに敏感で傷つきやすい ・恋人やパートナーに依存し、独占欲が強い ・理想の父親像を求め、愛憎を繰り返す ・目上の人を過度に信奉したり、否定したりする ・子育てに関心が乏しく、夫や息子と対立しやすい
|