日本会議 生長の家 創価学会 松下幸之助 に内在する思想の実体。
「日本的反知性主義の系譜」を説き明かす
アメリカのキリスト教が生み出した「反知性主義」は、ついにはトランプ大統領を誕生させ、その潮流の勢いを再確認させた。 この言葉はポピュリズムに近い意味合いで使われることもあるが、本来は「知性」や「知的な権威」に異を唱え、誰しもが持っている「知能」を信頼する考え方をさす。 キリスト教が多くに広まらなかった日本でそれらを体現したのは、創価学会などの新宗教であり、それはやがて政治や経営の中にも浸透していった。 いま、日本社会に顕著な思想の実体を宗教学者・島田裕巳が徹底解剖する。
【目次】 第一章 反知性主義とは何か 第二章 日本会議と反知性主義 第三章 創価学会の反知性主義 第四章 反知性主義としての新宗教 第五章 反知性主義の日本的伝統 第六章 松下幸之助と田中角栄の反知性主義
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