「リハビリって、メスや薬じゃない、人が治すんだよ」
埼玉県のリハビリテーション病院で働く玲子はやる気に欠ける看護師3年目。新しく赴任してきた若い医師小塚太一に、「リハビリってどんな意味?」と問いかけられて答えられず──。医師と療法士と看護師と患者、チーム医療の中で成長していく玲子。 現役医師が描く、爽やかで新しい医療小説!
<目次>
一章 人の手で直す 二章 一人分の自分 三章 弱い私の強い思い 四章 諦めても消えないもの 五章 視線の交差点 六章 誰かのせい、誰かのため 七章 情熱の理由 八章 過去と未来をつなぐ
あとがき
装画:大庭賢哉
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