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南極の氷に何が起きているか 気候変動と氷床の科学

南極の氷に何が起きているか 気候変動と氷床の科学

著: 杉山 慎
出版社: 中央公論新社

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作品情報

発行日: 2021年11月18日
ISBN: 9784121026729

256ページ

出版社からの紹介

江守正多さん(国立環境研究所地球システム領域副領域長、IPCC第5次・第6次評価報告書主執筆者)推薦!



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「地球温暖化で南極の氷は増える」って? そんな説もあったが今は昔。実は南極研究はものすごい勢いで進化している。人類が直面する海面上昇の危機、そのカギを握る南極の最新動向を第一線の専門家が語り尽くす!

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仲野徹さん(大阪大院医学系研究科教授)激賞!



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全編、とても平易な解説で、密度、重力、質量など、中学校で学ぶレベルの物理、じゃなくて理科の知識があれば十分に理解できる。さらには、数年に一度は研究のために南極へ行かれるという著者、北海道大学低温科学研究所の杉山慎教授の「南極愛」があふれているのがとてもいい。

(HONZ「おすすめ本レビュー」より)
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日本の面積の約40倍に及ぶ地球最大の氷≠アと南極氷床。極寒の環境は温暖化の影響を受けにくいと言われてきたが、近年の研究で急速に氷が失われつつある事実が明らかになった。大規模な氷床融解によって、今世紀中に2メートルも海面が上昇するという「最悪のシナリオ」も唱えられている。不安は現実のものとなるか。危機を回避するためにすべきことは。氷床研究の第一人者が、謎多き「氷の大陸」の実態を解き明かす。

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