「終着駅」「舟唄」「そして神戸」などの ヒット曲で知られる作曲家・浜圭介画は、 10年前みすゞの詩に出会いました。 そして、みすゞの詩をスケールの大きな音楽で 表現したいと、作曲に乗り出したのです。 選ばれた8編は、これまで全集の中に静かに潜んでいた詩。 2007年秋。 浜のメロディーを得た8編は、クラシック・オペラとして、 日本最高の音楽家たちの演奏によるCDに結実したのです。 このCDを聴きながら、静かに味わっていただく詩集があれば… みすゞの詩、浜の音楽に触発された高畠純が、 8編の詩を、美しい絵本に紡ぎあげました。 CDと同サイズの小さな本ですが、 カバーイラストは総金箔押しの宝物のような1冊。 CDを共に添えて、贈り物にいかがですか?
金子みすずさんの詩には、いろいろな方が絵を描かれています。詩の内容は、小さくてかわいいというイメージがあるので、男性の方も描かれているのが、ちょっと意外だなと思います。感性に男女の違いはないんだなと、わかりました。
表紙に金色で描かれた絵の「象」という詩を読むと、小さなかわいい絵本の中から、深い森や大空へと気持ちは広がっていきます。小さな子から年配の方まで、おだやかな気持ちにしてくれる絵本だと思います。 (どくだみ茶さん 30代・ママ 女の子7歳)
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