携帯電話の基地局や衛星通信、マイクロウェーブ回線の事業者にとって必要不可欠な無線従事者の資格が第一級陸上特殊無線技士で、受験者の一番多い資格です。2021年2月期、6月期、10月期までの最新国家試験を完全収録しています。 合格率の低い第一級陸上特殊無線技士の国家試験ですが、本書で「法規」「無線工学」の過去出題のずばりの問題パターンと、そのヒント解説を覚えれば、合格への近道となります。2年に一度刊行し、毎回、新問題を多く収録しています。
出題問題を吟味して系統的に扱うことによって容易に正答を求めることができるよう配慮しました。出題問題の番号ごとに整理し、同類の問題も見分けられるようにしています。 むずかしい問題も、どこに正答のポイントがあるのかを「ヒント」と「ワンポイントアドバイス」として用意しました。ワンポイントアドバイスは、抵抗やコンデンサ、コイル、半導体などの基礎的に項目については省略し、とくに重要な科目であるデジタルやマイクロ波、そして多重通信、マイクロ波の電波伝搬などに関するものをまとめてあります。
設問への習熟度を自己チェックできるようにし、さらに効率的に学習できるよう、ポイントと解答を伏せることができる赤透明シートを付属させています。また模擬試験も設けています。
■目次 本書の効率的な使い方 第一級陸上特殊無線技士・受験案内
◇無線工学 出題ポイントと合格のための解説 多重通信の概念 基礎理論 多重変調方式 無線送受信装置 中継方式 レーダー 空中線及び給電線 電波伝搬 電源 測定
◇法規 出題ポイントと合格のための解説 目的・定義 無線局の免許 無線設備 無線従事者 監督・罰則 業務書類
模擬試験問題 ******************************
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