◆本書は、公益社団法人全国経理教育協会(以下「全経」といたします。)が主催する「相続税法能力検定試験」の1級の試験対策のために作成したものです。
◆全経が公表する出題区分表に基づき、民法の知識のほか、相続税や贈与税に関する計算事項及び申告、納税猶予制度など、試験対策に必要な学習内容を収載しています。
◆体系的かつ効率的な学習を進めやすくするため、Chapter(章)では、1級の試験範囲の内容を中心としつつ、2級及び3級の内容についても復習項目として説明を加えています。また、Section(節)では、各級の出題区分を表示し、試験対策の利便性を図りました。
◆内容説明では、側注による内容・用語についての補足説明やイラストによる図解・まとめなども多く設けて、理解や整理をスムーズに行えるよう工夫しました。
◆第2版の改訂では、令和4年度までの税制改正及び通達改正を盛り込んだ内容としています。
【主な改訂項目】 ・Cha5/Sec3 未成年者控除 ・Cha6/Sec1 住宅取得等資金に係る相続時精算課税の特例 ・Cha6/Sec2 住宅取得等資金の非課税 ・Cha6/Sec3 教育資金の非課税 ・Cha6/Sec4 結婚・子育て資金の非課税 ・Cha9/Sec4 個人の事業用資産について納税猶予制度 ・Cha9/Sec5 非上場株式等について納税猶予制度 ・Cha10/Sec6 動産等の評価(電話加入権の評価) ・Cha10/Sec9 不整形地等の評価(都市計画道路予定地の区域内にある宅地の評価)
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