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ウイルスの進化史を考える 〜「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた〜

ウイルスの進化史を考える 〜「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた〜

著: 武村 政春
出版社: 技術評論社

税込価格: ¥2,420

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作品情報

発行日: 2022年03月24日
ISBN: 9784297127732

272ページ

出版社からの紹介

このご時世、ウイルスの本がちょっと刊行されてきたものの、「ウイルスの進化」をメインに扱った本はない。
その理由はおそらく簡単で、ウイルスの進化を研究する研究者がそれほど多くないことに加え、その進化のあらましの正確なところを、じつは誰も知らないからである。
まあ、誰も知らないというのはじつは言い過ぎで、研究をしている人は、さまざまなエヴィデンス(そのほとんどは分子系統学である)をもとにある程度の推測を行い、論文として発表しているわけだけれど、あくまでもそれは推測であって、真実をそのまま表しているわけではない(そんなことを言ったら、すべての生物学の分野がそうなのだが)。
だから、それをあたかも分かったかのような顔をして本を書くなどという危険な行為を、誰もしたがらないのである。

それをあえて行おうというのが、本書である。

「インフルエンザウイルスはどのようにインフルエンザウイルスたり得たのか?」
「コロナウイルスはどうやってRNAウイルスのなかから生じてきたのか?」

ウイルスの進化史を広い視点で見ると、そこにはどんな世界が広がっているのだろう?

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