「学校もサービス業としての意識を持つべきだ」といったことが 声高に語られるようになって、 学校は「子どもを教育する場」という本来の役割から逸脱してしまった。 公的機関=サービスを提供する場所という「曲解」が まかり通るようになってしまった。 〈本書より〉
ベテラン公立小学校教師が、「接客業化」によって 機能不全に陥りかけている学校の実態を生々しく綴る。 いま、日本の学校で何が起きているのか。 なぜ心を病んで学校を去る教員が増え続けているのか。 そして今、子どもたちに本当に必要な教育と何なのか。 教師たちが直面するリアルな現実を紹介しつつ、 教育の本来的な役割を問い直す!
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