・過去や未来ではなくいつも「今」に全集中 ・不平不満を手放しすべてを「ありがたいと考える」 ・自律神経を整え情動をコントロールし心と体を若返らせる ・済んでしまったことは忘れよう。 ・今できることに全力を尽くしましょう。 ・よりよい未来をつくるのは今の努力しかありません。
脳の全ての疲れやストレスは、過去と未来から生まれます。 すでに終わったことを気に病んでいたり、 これから起こることを不安に思って いたり、 とにかく心が今ここにない、この状態が慢性化することで心が疲弊していきます。 その状態からの解放こそがマインド・フルネスの目的。 じつは、 多くの著名人の尊敬を集める、 思想家・日本初のヨガ行者の中村天風先生も また、その手法をいち早く説いていました。 中村天風先生の教えを軸に、医家16代の名医が、 マインドフルネスの効能と実践を医学的見地からわかりやすく解説。 セロトニンが優位になる禅語付き。
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マインド・フルネス実践法 @肛門を締める。 A下腹部に力を込め、同時に肩の力を抜いて、ストンと落とす。 B丹田に気を込める。 C呼吸法 吐く・休む・吸う
【目次】
はじめに 1章 いつも「今」に目を向けよう ●たった一つの答えなんてない、自分に生きればいい ●「婆子焼庵」― お婆さんが庵を焼いてしまった ●坐禅をしているお坊さんに抱きついてごらん ●「枯木寒巌に倚って三冬暖気無し」 ●わたしは二〇年もの間、こんなクソ坊主の面倒をみていたんだ ●禅僧をゴミを吐き捨てるように追い出し、庵に火をつけた ●坐禅を組んだくらいでいい気になりなさんなよ ●この自然の生命をわたしに与えてくれたのは誰か ●お婆さんはなぜ怒り狂ったのか ●天風哲学の人間観の基本 ●人間は使命を全うするために潜在能力を持っている ●一番大切なことは「命を大事にすること」 ●身体と魂で受け止め実践する心身統一哲学 ●不安、心配、苦しみから逃れさせる「ヴィパッサナーの瞑想」 ●起きていることをありのままに観る ●過去や未来を思い悩まず、今に集中する セロトニンを優位にしてくれる 禅語1
2章 自分の心の動きを知る。意識を開発する 3章 心の奥の汚れを落とし、頭の中を入れかえよ 4章ス トレスから解放される天風流マインド・フルネス 5章 マインド・フルネス実践法 6章 人生をすべて思い通りにする天風先生の教え 7章積 極的精神養生法 正直に、親切に、愉快に あとがき
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