うつ、引きこもり、ネグレクト、家庭内暴力……現代に巣食う問題の原因は幼少期に強いられた「よい子」にあった! 親から見捨てられるかもしれないという恐怖は子どもにとっては大変な恐怖で、大人になってからも無意識のうちに尾を引くことがある。そういう人は相手の言葉に敏感になり、ちょっとしたしぐさを気にし、相手の言動を悪く解釈して、自分を卑下して考えるようになる。そうして、自ら不幸のスパイラルにはまっていくのである。 著者が自らの体験をもとに、問題のある親との関係性を清算し、 幼い頃に刷り込まれた「見捨てられる恐怖」の呪縛から解き放たれる方法をアドバイスする。どのような環境下で生まれても、それなりに幸せに生きることはできるし、人と一緒にいて楽しさを味わうようにもなれる。 「よい子」を演じるのをやめて、本来の自分を取り戻し、幸せな人生を歩むためにはどうすればよいのかを説く心理学書のバイブル。待望の復刊!
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