南の暖かい海で生まれたくじらの子・カーポくん。カーポくんが少し大きくなると、ママくじらが言いました。「カーポくん、ママといっしょに、しずかな北の海のおうちに帰ろう」。パパの待つ北の海へ、ママとカーポくんの長い長い旅が始まりました。迷子のウミガメの赤ちゃんと会ったり、たくさんのさかなたちと泳いだり。しかしある日、怖い密漁者たちの船に追われます。たくましく成長する子くじらと家族のきずなを、やわらかな色彩で描いた童話絵本。
とてもやさしい絵柄で描かれていて、お話に引き込まれていきます。
面白い本を読んだと思えました。子くじらとママくじらが主人公です。
海の中の日常風景に、まったりしていると、穏やかで優しい気持ちになれます。普通に読めるけど、なんか面白い。
ある日、窮地にたち、物語がいっぺんしていきます。
少し泣けシーンもえがかれていて、心にジーンときます。
少し泣きたい方には、すごくお勧め!!
子くじらが成長と、くじら家族のキズナを描いているようです。
内容には、充実感があると思います。
女のお子様にも、喜ばれそうな内容。
お子様が5.6歳くらいだと、読み聞かせに、よさそう。
小学低中学年くらいの漢字で書かれており、漢字にひらがなが書いてあるから、幼いお子様でも、読み進められそうです。 (水色チューリップさん 30代・ママ )
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