幼稚園、小学校など、子どもたちは日々「はじめて」に出会います。そんな時「どうしよう」ではなく、前向きに「えらいこっちゃ」とつぶやいて乗り越えようという、作者からのエールの思いを込めた「えらいこっちゃ」シリーズ、今回は、小学校での初めてのプールが舞台です。 小学1年生のゆうとくん、今日は朝から緊張しています。泳げないゆうとくんにとっては、初めてのプールは不安です……。 教室で着替えるところから大騒ぎ。シャワー、水かけ、鬼ごっこ…。ゆうとくんは苦手なことにもちゃんと向き合って、「えらいこっちゃ」と何度もつぶやきつつ、がんばります。もちろん、プールが終わっても、ハプニングは続行。そこにひとつひとつしっかりと向き合うゆうとくんは、泳げなくても、かっこいい!
プールにまつわる「あるある」エピソードが満載で、共感するところも多いはず。ゆうとくんの前向きな姿勢はきっといろいろなことを教えてくれますよ。
(中村康子 子どもの本コーディネーター)
今日は朝から緊張してる。初めてのプールの時間。 ぼくは泳げない。だんだん不安になってきた……。 小学校のプールの授業。 初めて見る大きなプールで、主人公が「えらいこっちゃー」とがんばるお話。
うちの子も小6や小3になるのに
なかなか泳げません。
プールが近くなると
お風呂で顔をつける練習をしますが、
毎回ビビりながらしています。
でも、この絵本みたいに
学校では子どもが楽しくできるように
いろいろ工夫してくれているんですよね。
子どもも怖がりながらも
周りのみんなもしているし…と、
勇気を奮い立たせて
毎回取り組んでいるんだと思うと
こわがりながらも頑張っている
子どもを褒めたくなりました。
昔と比べ、コロナで減り、
熱中症等で35度以上だとプールの時間もなくなり、
夏休みの補講もなくなり、
学校で練習する回数が少ない気がします。
市民プールなど家庭でも練習させないと
いけないのかもしれませんね。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子9歳)
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