バクのバク太郎や個性豊かな町の住人が活躍する、夢銀行シリーズ第2弾!
本町通りの入り口には、みんなの夢をあずかる「夢銀行」があります。
この銀行のおかげで、町の人は楽しく暮らしています。住人のひとりに、ガクという青年がいました。ガクは、かつて人間の心に“悪のたね”をまきにやってきた「悪魔の手下」でしたが、夢銀行のバク太郎、無垢で優しい心をもつ、モナちゃん、町の人々のおかげで人間にもどることができたのです。ガクは、幼い頃からの歌の才能を生かし、町の人に楽しい歌を届ける、「歌作り屋」の仕事を始めます。 ところが、ある日、町のホテルに、黒いコートを着た大男が現れます。実は、この男、行方不明になった悪魔の手下(=ガク)を探しにやってきたのです。大男の暗躍が始まります。町の人たちの大事な夢は、いったいどうなってしまうのでしょう?
夢を食べる動物、バクのバク太郎、時計屋のチクタクおじいさん、なんでも色を塗らないと気がすまないペンキ屋のカラーさん、おそろしい悪魔のはずなのに、ドジでどこかにくめない、黒コートの男など、個性豊かな人物たちが巻き起こす、心温まるファンタジー。 前作『いい夢ひとつおあずかり』につづく、「夢銀行」シリーズ第2弾。
「いい夢ひとつおあずかり」の続編。
前作を読んでいるとより良いと思います。前作のネタバレあり。
新たな悪魔の手下が町にやってきます。この悪魔も救われるといいなーと思いつつ。
前作のカップルの交際は順調だなとか元悪魔さんのその後とか楽しく読めました。
(みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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