大好きなアンパンマンのまねっこをしてみよう! 触覚研究者の慶應大学仲谷正志先生が監修したスキンシップ絵本シリーズの第1巻は、にこにこ顔のまねっこです。
えーん えーん おなかがすいたよー! コキンちゃんが泣いているよ。 まねっこしよう、えーん えーん!
はい どうぞ!あんぱんをくれたよ。 アンパンマンだ!にっこり にこにこ! えへへ、コキンちゃんもうれしそう!
大切な絵、やぶったのだあれ? ぷんぷん ドキンちゃんが怒っているよ。 まねっこしよう、ぷん ぷん!
よかったね!テープで止めてなおったよ。 アンパンマンだ!にっこり にこにこ! ふふっ、どきんちゃんもうれしそう!
2歳になる頃まで、視角を通していろいろなものを認識できるようになる子ども。その代表的なものが、人間の顔なのだそう。 まずは大人が、泣いてる顔、怒ってる顔などいろいろな顔からまねっこしてみましょう。続いて、アンパンマンのにっこりにこにこ顔をまねっこ。すると、その表情の変化が子どもの感情表現の発達につながっていくのだそうです。子どもに伝わりやすいように、表情は思いきり大きく変化させるとよさそうですね。大人の表情も豊かになる、うれしい効果がありそうですね!
忙しい合間でも親子で気軽にまねっこあそびを楽しめる心強い絵本。 一緒に読んでいるときは、ぜひ子どもの表情や様子に目を向けてみて。日に日に豊かな表情の変化を見せるわが子の成長を、一番間近で感じられることでしょう!
(竹原雅子 絵本ナビライター)
触覚研究者と作った、スキンシップ絵本シリーズ第1巻。泣いた顔、怒った顔、怖がっている顔…アンパンマンと一緒にみんな「笑顔」に! 表情の変化をまねっこしながら読むことで、親子のコミュニケーション、感情表現の発達にもつながります。
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