空を自由に飛びまわる鳥を見て「ぼくも空をとんでみたい」と思ったペンギンの子、ジェイムズ。けんめいに羽ばたいてみたけれど、どうやっても飛べません。 ママに問いかけると、氷の白い大地のむこうに海というものがあること、そこでは自分たちペンギンは空を飛ぶように泳げるのだと教えてくれました。 飛ぶように泳ぐってどういうことだろう? ジェイムズは、その姿を思い浮かべながら、眠りにつきますが……。 「ペンギンが飛ぶ」ことの意味を自分なりの価値観で追究するジェイムズの姿を通して、自分らしさを心から愛することのすばらしさを伝えます。 葉祥明さんが描く南極の風景が美しく広がります。 『オレンジいろのペンギン』第2弾。
南極に住むペンギンの子ジェイムズは、空飛ぶ鳥を見て、自分も同じように飛んでみたいと願いました。
でも、ペンギンですから、叶いません。
すると、パパとママが、海のことを教えてくれたのです。
英文が併記されている、おしゃれな絵本です。
「オレンジいろのペンギン」シリーズ第2弾だそうです。
空を飛ぶことは叶わないけれど、海を飛ぶように泳げることを知ったジェイムズ。
その夜に見た夢は壮大で、希望にあふれる内容でした。
絵本を最後まで読んだ時、タイトルのとおりに、私も「とべ!ジェイムズ」と励ましたい気持ちになりました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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