《目次》 第一章 むなしく泳いだ龍――卑弥呼 第二章 八岐大蛇の謎――天武天皇 第三章 龍が鳳凰になる――持統天皇 第四章 菊の剣――後鳥羽天皇 第五章 菊と龍のたたかい――明治天皇
《概要》 万世一系の国・日本と革命の国・中国。天皇と皇帝から見る日中比較文化論! 中国歴代の皇帝たちが強く願いながらも成し遂げられなかった「万世一系」の思想が、中国の文化を数多く取り入れた日本において、現代にいたるまで一二六代、絶えることなく続くのはなぜか。 中国で最高権力の象徴とされる「龍」ではなく、「菊」が象徴とされていく過程から読み解く。
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