季刊のキャラクターブック『BONte』で連載中の『ウサギとタマネギ』はウサギと小鳥の”親子”のお話。 ある日、森で独り暮らしをしていた「ウサギ」は、卵からかえったばかりの小鳥と出会い、お母さんと思われてしまいます。 ウサギはタマネギに似たその子を「たまちゃん」と呼び、たまちゃんはウサギを「ママ」と呼び、不思議で温かい2人の生活が始まります。 子育てに慣れないウサギと、まだまだ子供でいろんなことに興味津々のたまちゃんの生活は、大人が読んでもほんわかとして楽しめる、上質の絵本です。
2007年7月に発売された第1弾の好評につき、第2弾が登場です。
※本書は、『BONte010』〜『BONte014』(ゴマブックス)にて掲載されたものに加筆・修正したものです。
子育て中のお母さんにお薦めしたいです。「ウサギとタマネギ」の第二弾。うさぎの男の子「ぼく」がある日突然タマゴからかえったひよこ?”たまちゃん”を育てるお話。”たまちゃん”を育てるうさぎは、本当にかわいらしく、一生懸命。第2話では ーたまちゃんがうちへ来たばかりの頃ー ごはんをあげてもおしめをかえても泣き止まない”たまちゃん”を抱いているとカタツムリのお母さんが声をかけます。カタツムリのお母さんが教えてくれたのは 自分が笑うこと。ぼくが笑えば”たまちゃん”も笑う・・・子育てに必死になってしまっていると つい忘れてしまいそうになることをたくさん教えてくれる1冊です。 (シナモンだいすきさん 40代・せんせい )
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