自由になれるのは「死」だけ――アフリカの奴隷貿易の歴史を知っていますか?
今から二百年以上も昔のガーナ。平和な村を奴隷狩りがおそいました。ダウダは、鎖につながれ、奴隷市場のあるサラガの町へ連れてこられました。そして、わずかな塩とひきかえに、アメリカ大陸へと売られていったのです――。奴隷をつなぐくいを幹に打たれたバオバブの古木が、見守りつづけた悲しい歴史を語ります。
奴隷売買の為に杭の打ち込まれたバオバブの木、それらの絵を見ているだけで涙が出ます。奴隷が自由になれるのは死んだ時。こんな歴史があったという事から目を背けてはいけない。もっと多くの方に読んで頂きたい本です。 (梅木水晶さん 30代・ママ 女の子3歳、男の子0歳)
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