子供部屋の世界しか知らなかった、はだかんぼうの人形、「ココ」。ある日、きらりと光る鍵を見つけ、その鍵に引かれるがままにその鍵の扉を開け、その中にあった不思議な洋服を着たとたん、人形とは違うすんなり動く体と自由を手にいれました。そしてその自由の世界で出会う、割り切れない善と悪にココは翻弄されます…。
たかどのほうこさんらしいファンタジックなストーリーですが、共感できる部分があるのも確かです。
憧れの気持ちが行動力を生み、憧れはより忘れないものになる、けれどその後にはその想いとは違う選択を選んだりもする。
あーわかるなぁと、大人になったら、また懐かしいような気持ちで読む1冊かも知れませんね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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