さまざまな世代から共感の声続々。 累計18万部突破!! 人生の達人・曽野綾子先生の最新刊。 「人生100年時代」をどのように 穏やかに全うするか。 その極意を明かす。
(目次より)
第1章 爽やかな人生の終章 ●人生の最後を前にすると必要と信じてきた90%のものが不要になる ●一日一日、心の帳尻合わせをする ●計算や配慮を超えた「運命」を生きて死ぬ ●老年は日溜まりの中の静寂にいるような感じで暮らしたい ●あと数年なら人生に寛大になれる ●「人生で会ってお世話になった人たち」に感謝を伝える ●この年になると、死後の世界はもう孤独ではない ●自分の追悼文を書いておく
第2章 悠々と生きる
●精神の姿勢をよくする ●自分の眼力を持つことが成功した人生を送る秘訣 ●すべての人間にはその人しか達成できない使命が与えられている ●その時々の運命を素直に受け入れる ●人間の可能性は誰にも読みきれない ●先を予測してもその通りにならない ●人生に本当に必要なものって、実はあまり数多くない ●少し角度を変えるだけで世の中の風景は大きく変わる 第3章 「ひとり」を愉しむ
●幸福とは自分のささやかな居場所を見つけること ●世の中の重大なことはすべて一人でしなければならない ●孤独の時間に自分を発見する ●一人になった時の予行演習をしておく ●ひとりで遊ぶ習慣をつける ●「沈黙する」ことの教え ●沈黙を守れれば強くなる ●沈黙の多い世界にこそ、ほんものの会話が生まれる
第4章 心の澱を捨てる
●予想できない連続だから面白がる ●人間の出番は、不精確を生み出すおもしろさにある ●人間は、自分の大きさの升をそれぞれに持っている ●六十年間の疲れ ●どんな境遇の中でも味わえるものがある ●「人並み」ならそれだけで十分 ●風通しのいい暮らし ●人間関係を一面のみでとらえない
第5章 すべては永遠の流れに
●自分が地球で占めている場所はあまりにも小さい ●神様がいると感じたことが、二度ある ●ふとした出会いが一生を決めたりする ●「想定外」と「知らないこと」で人生は満ちている ●科学がどんなに進歩しても、人は「わからなさ」の中で生きる ●堂々、黙々と運命に流されることの美しさ ●こうあらねばならない、という生活はしない ●しわやしみに刻まれた人間の深さ
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