|
さくら姫が、となりの国にお嫁入りすることになりました。敵の目をあざむくため、護衛はひなた丸が一人でやることになりますが…。
二巻が終わった途端に息子が気になったのは、いのししのまる丸が三巻も登場するのかということでした。
「お母さん、見て見て」とうるさく言うので、少し読んでいるのを発見した息子はとても嬉しそうでした。
お気に入りになったみたいですね。
三巻も読み始めてすぐに先が知りたいようで、ハイペースな読み聞かせをしています。
おまけに、夫も読みだしたため、このシリーズはわが家では引っ張りだことなりました。
お姫様ですが、親しみやすいキャラクターでちょっととぼけたところのあるさくら姫の護衛が、ひなた丸の任務です。
子どもだけど、なかなか度胸もよく機転もきくし、まる丸も助けてくれるので、テンポよく読めました。
お寺に泊まったお礼をするところなどは、「世の中とは、こういうことが意外に大事」と、さらっと処世術も書き込まれているのが印象的でした。
個性的なキャラクターの敵役が登場するのも、見どころですけれど、犬丸の笑い方が息子にとってはおもしろかったようです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)
|