赤はいちご味、朝焼けの色。だいだい色はオレンジ味、おうちにともる灯りの色……。カラフルなドロップは、次から次へと、女の子の想像の翼を羽ばたかせてゆきます。小さなドロップから広がる豊かな心の世界の輝きを、リズミカルな文章とオシャレな絵で伝えます。村山早紀氏初の絵本です。
杉田比呂美さんの作品だったのでこの絵本を選びました。人の記憶って素晴らしいな!と思える作品でした。以前食べた事のある味はしっかりと記憶と結びついていて色褪せる事が無い主人公の記憶力に感動しました。緑色のドロップに関する記憶がとても気に入りました。お父さんと一緒に味わったクリームソーダが一生の宝物の記憶になると思いました。主人公の気持ちの細かい所までしっかりと伝わってくる描き方が良かったです。 (なびころさん 30代・ママ 女の子1歳)
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