生きていくのに必要なものを思いつくままにそろえていくと、立派な家と庭が完成しました。ところが、嵐が来て、家も庭も吹き飛ばされてしまいます。親子のもとに最後に残ったのは? ほんとうにゆたかな生きかたを考える絵本。
大事なのは愛ではあるけれど、生きていくにはふっかふかの枕が必要だし、日差しを遮る屋根も必要だし、虫が入ってこないように壁も必要。
それからそれから……。
そうやって必要なものをそろえていったけれど、嵐で全てを失いました。
後に残ったのは……、愛!!
やっぱり、何よりも大事なのは、愛なんですね。
そして、パパの愛あればこその、ふっかふかの枕!!
なんですね。
作家さんの気持ちがダイレクトに伝わる、とても素敵な絵本でした。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)
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