自分にそっくりの犬が、大きな骨をくわえてる! どうやったら、とりかえっこできるかな?
ある日サイモンは、池のほとりで自分にそっくりの犬に出会います。その犬は大きな骨をくわえていました。「あのさ、ほねをとりかえっこしない?」、話しかけても返事はありません…じつはサイモンが話しかけたのは、池にうつった自分。自分相手ににらめっこしたり、得意の技を見せつけたり。おっちょこちょいなサイモンは、骨を手に入れられるのでしょうか。イソップ寓話『よくばりな犬』をハッピーエンドにアレンジした、あっとおどろくお話です。上のページにサイモン、下のページに池にうつる犬と、同著者による『ことりのメル おっこちる』に続く、縦に開いて読む絵本。
池の水に映る様子が縦開きでうまく表現されていました。
イソップ寓話『よくばりな犬』を基にしていると
最初のページに書かれていて
どうなるのか楽しみに読んだのですが、
まさかこんな展開になるとは思っておらず、
面白かったです。
今度はイソップバージョンも
子どもに読んでみたくなりました。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子9歳)
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