「きょうの ばんごはんは なにに しようかしら?」
ビーバー母さんが、ばんごはんの食材を探しに出かけます。
するとりっぱなきゃべつが並んでいる畑や、おいしそうなにんじん畑が見つかって……。 食材を集めながら、いつもビーバー母さんの頭に浮かぶのは、 こどもたちの大好物かどうか、ということだったり、こどもたちが喜ぶ姿だったり。
けれども、あれもこれも好きだからと集めているうちに、どんどん食材が増えていき、 もう運べないんじゃ…? と読者が心配になったころ、 「ビバビーバー」! ビーバー母さん、なにやらパワーを発揮です。 そして「ビバビーバー」とそのパワーを受け止めて窮地を救ったのは!?
たくましくてこども思いのビーバー母さんの奮闘ぶりと合わせて、明るくはっきりとした野菜や果物や景色の色合いと、ユーモラスなビーバー母さんの絵柄が気持ちのいい一冊。 親子での読み聞かせにおすすめです。 絵の中にこっそり隠れている動物たちのことも探してみてくださいね。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
「あら もう こんな じかんだわ。きょうの ばんごはんは なにに しようかしら?」 ビーバー母さんは、晩御飯の食材を探しにでかけるのですが…
お母さんはいつも子供たちのことを思っています。 親子の絆を深める一冊です。ぜひ!
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