盲導犬クイールの写真家秋元良平氏の写真と、評論家、作家である吉武輝子氏の絵本のことばによる、51匹の犬たちの101のひとみに何がうつっている?相手を待つ気持ち、思う気持ち、うれしさ、悲しさ、深い深い愛情がそこにはありありとあらわれています。一人で暮らしている人もだれか片思いな人も絵本をはじめたばかりの子どもも読んでほしい。きっといいことがあります。人を愛する気持ち、ここにいてくれると安心する気持ちそして、なにより、ひとりでいるひとりぼっち感をひきうけ、相手を思いやる気持ちを表現した1冊です。
動物好きの方なら,たまらない絵本ではないでしょうか。
私は特に動物が好きというわけではありませんが,動物達の瞳に惹き付けられてしまいました。
「目は口ほどに物を言う」というのは,こういうことなのかも知れません。
何だか妙にこの言葉に納得してしまうような,そんな絵本です。
動物に限らず人間も同じですね。
相手の目を見てしっかり気持ちを読み取っていきたいものです。
特に,大切な人ほど。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)
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