映画化、舞台化もされた大ベストセラー絵本「あらしのよるに」の作者・きむらゆういちさんが、つねに「子ども」とかかわりつづけた自身の半生を振り返りながら、「子ども」が教えてくれるもののたいせつさをつづった半自伝。美大卒業後、生計を立てるために始めた「造形教室」の創設36周年記念として、2009年2月に東京・目黒区民美術館で「回顧展」を開くにあたり、はじめての半自伝としての記念出版。造形教室の先生として23年間子どもたちと向き合い、それがきっかけで絵本、児童書の作家の道が開けたきむらさんだが、実生活では9歳で父を亡くし、母の手ひとつで育てられ、決して恵まれた子ども時代を過ごしたわけではない。でも、「好きなものをつくって生きていきたい」という揺るがぬ信念を持ちつづけた結果、絵本作家という確固たる地位をきずいた現在は、23才、21才、9才の3人の子育てに奮闘するシングルファザーとなり、子育てのひととおりを見てきたからこそ語れる「子ども」論。幼少期の絵、作品も多数初収録。
絵本作家のきむらゆういちさんは、本当に幅広く活躍されています。
その原点というか、裏側が描かれている本なので、とても興味深く
読むことができました。
読んだら、きむらさんのすごさがもっとわかって、より好きになると
思います。
そんな思いをもって描いた絵本は、おもしろいに決まっています。
読み切れないくらい多くの作品を残しているきむらさん。
これからも彼の作品に出会うのが、とても楽しみです♪ (スケボウさん 30代・ママ 女の子4歳)
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